重すぎるショルダーバッグが原因の腰痛・膝痛

こんにちは、横浜 南区で出張・訪問整体をしています、エウレカ訪問整体の吉崎です。

 

出張整体を体験された方のお話をあげています。あなたに似たケースがあるかもしれませんよ。

以前に仕事用の重い鞄を持ち歩いていて、おそらくそれが原因と思われる側彎が出ていたケースを書いたことがあります。

今回は、同じく重い鞄を右肩にかけて動き回っていたら、左の膝から腰の左側面が痛くて力がでなくなったというお話です。

保土ヶ谷区にお住いのUさん(女性・40代・立ち仕事)は、通勤時にマザーズバッグを使っています。

大容量で使いやすいからとのことですが、つまりそれだけ荷物がたくさんで 重い ということです。

夏には通常の荷物に加えて、水分補給のために凍らせた麦茶などをいれたペットボトルが加わります。持っていかないと仕事中に水分補給ができなくなるので必ず持っていくのですが、これがまた重い。

でも大荷物を抱えて朝から満員電車に乗って通勤し、乗り換えの為に小走りで移動。以前は軽快に動けていたのが、だんだんとあれ、階段降りる時に膝が痛いなと思うようになりました。

左の膝が階段を降りる一瞬、足が空に浮いた状態になる時に痛い。

そして、膝に気をとられていましたが何となく腰の左側側面も、力が出ていないというような重さだるさを感じるそうです。

右肩に重いものを下げているので反対の左側側面がバランスをとるために過緊張の状態が続き、左の中殿筋が疲れてしまっているのかな、とあたりをつけてテストをしてみると、やはり右側よりも左側中殿筋の出力が落ちていました。

そして大腿四頭筋のハリも左脚のほうが強く、なので停止部の膝の皿の下が緊張で痛みを出すようになったようです。

股関節屈曲の役割を果たす大腰筋も左側が硬い。股関節を曲げる力が足りないのに頑張って足を持ち上げて股関節を曲げるのが負担になっていたようです。

以上のことをUさんに説明し、筋疲労が原因の痛みなら疲労が回復すれば痛みも取れていくはずですと伝えると、

Uさん「たしかに、いっつも右に、必ず右にバッグをかけてたんですよ。左にかけるとどうもふらふらして歩きにくくて。それは身体が片寄りますよね」

と、今までを思い出してとても納得してくれました。

施術の際には変化を自覚してもらうため、中殿筋を緩めると出力のテスト、大殿筋を緩めると出力のテストと繰り返し、出力が落ちていた筋の筋力が戻ったのを確認してから、「階段を降りる」動作を試してもらいました。

すると、まだ心許ない感じはするものの、痛みは軽減しますとUさん。しばらくこのやり方でアプローチしていきつつ、様子を見ようということになりました。

施術の時間を短くしてその分料金をお安くし、週に二回施術をすること四週間。

だいぶ痛みも感じなくなり、階段を降りる時に左か右かといちいち考えなくても大丈夫なようになりました。

そこで施術を二週間に一回にし、身体全体のお疲れに対するリラクゼーションと痛みへの施術に内容を変え、それが三週に一度となり、今はだいたい一か月に一度の頻度で伺うようになっています。

ちなみに、施術の時間を短くしてその分料金を安くというのはこのHPの料金記載のページには載せていません。

ただ、いわゆるリラクゼーションと違い、状態の軽快、改善を視野に入れた施術だと、一度の施術である程度効果が出ても、次回までの間が空きすぎると無意味になってしまいます。できればあまり間を置かずにしたい。そういうときにこちらから

「こういうやり方もできますがいかがですか」

と提案させていただいています。

お問い合わせの時になにかお気づきのことがあればお気軽にお尋ねください。

 

お読みいただきありがとうございます。