こんにちは、横浜　南区で出張・訪問整体をしています、エウレカ訪問整体の吉崎です。

学生の皆さんは夏休みはいかがでしたか。

この時期になると思い出す、「高校生も大変なんだな」と思ったお話をあげます。

八月のお盆の時期でした。

その日の午前中に神奈川区のUさんから電話でのお問い合わせがありました。

Uさん「うちの娘なんですが、高校生でして塾の課題やら学校の宿題やらでもとからあった肩こりがつらくなってきたというんです。未成年でもお願いできますか？」

もちろんOKでございます。なるべく早くにと言われ、午後から空いている時間帯があったのでその日に伺うことに。

Uさんのお嬢さん（１６才・高校生）はお母さんのUさんと目元がよく似た、小柄な可愛い娘さんでした。初対面の私相手にも笑顔ではきはきと挨拶してくださり、学校生活のことなど楽しそうに話してくれます。

でも、両肩はカチコチ。

「気がつくとこうなってたんだけど、たぶんテスト勉強で疲れてるのかなって」

私「肩こりが気になるのは最近ですか？　それとも以前から？」

「えーと、小学五年くらいには肩こりだなって思ってました」

Uさん「え、そうなの？」

お母さん初めて聞いたわよというUさん。お嬢さんは言わなかったっけ？　と首をかしげています。

お嬢さんは格別猫背なわけではありません。はきはきしていて明るい女の子。

お話を聞いている間に拝見した様子では、かなり忍耐力があるタイプのように思いました。

部活動のお話の中で先輩や後輩の人間関係などに問題がありそうだと頼られる様子があり、勉強以外にも肩こりの要素があるのではと感じました。

頼られて頑張り、また頼られるという人は頑張ることに慣れてしまい、わりと自分の疲労に気づきにくい面があると思います。

といったことを、お嬢さんにうつ伏せになってもらい、ゆっくりと時間をかけて背中から緩めていきつつお話してみました。

背中の硬さは押圧されて初めて気がついたようでびっくりしていましたが、だんだん慣れてくるとうとうとして、最後に頭部を念入りにやっている間はスースー寝息が聞こえていました。

そばで見守っていらしたUさんが、

「やっぱり疲れがたまってたのねえ」

でもなんか元気そうだから、あまり心配はしてなかったんだけど、と呟いていたのが印象的でした。

今回エウレカにお問い合わせくださったときも、実はすこし「子供に出張整体って」と、大げさでは、と思っていたそうです。

終了後、このまま昼寝させますとのことで、お嬢さんにはご挨拶せずに帰りました。

その後Uさんからは数か月に一度、またお願いしますとご連絡をいただきました。いい気分転換になるようです、とUさんから教えていただき嬉しかったです。

 

お読みいただきありがとうございます。