洗面台で上体を起こしたら腰が痛い

こんにちは、横浜 南区で出張・訪問整体をしています、エウレカ訪問整体の吉崎です。

何も言えないくらい暑いです。8月はどうなるのかしら。

出張整体を体験された方のお話をあげています。あなたに似たケースがあるかもしれませんよ。

 

朝、起床してから洗面所で洗顔、洗い終わってさてと上体を起こしたところで腰に鈍い痛みが走って固まったようになった。

その後時間をかけて上体を起こしたが、それ以来「上体をかがめてから元に戻ろうとする時に腰がつらい」と感じるようになった南区のKさん(男性・50代・会社員)。日常のなかで腰をかがめる動作がちょっと怖くなってしまいました。

デスクに向かう時間が長いKさん、以前からなんとなく腰がつらいかな、と思う時はあったそうですが、洗顔時の身体を起こそうとしたときの腰に走ったビキッという感覚は初めてのものでとても驚いたそうです。

たしかにKさんの腰から背中にかけての筋はかたいです。緊張状態がいつもの状態になっているもよう。でも、こうした人に多いパターンの「腹筋が使われてなくて力が弱い」ということもありませんでした。

となると、臀部です。

うつ伏せの状態で少し足を開いていただき、腰の痛みは特に右側が強いとのことなので右臀部の梨状筋に触るとまあ硬い。そしてKさんが

Kさん「え、そこなんでそんなに痛いんだろ?」

と声に出すくらいに痛く感じたようです。

私「Kさん、痛いとは思うんですが、ちょっとここを緩めさせてください。ここが緩むと腰に余裕ができるはずです」

拇指で圧すのだと圧す面積が小さくて痛みが増すので、猫の手のようにした右手の四指の背に体重をかけてじっくりと圧します。なんとなく、Kさんの身体の表面よりも、圧している梨状筋は温度が低い感じがします。硬くなっていることで、筋の血流が落ちているからでしょう。

そして太腿の外側、筋膜の繋がりで梨状筋と繋がっているところも緩めます。筋膜で繋がっているところをゆるめると梨状筋が緩んできます。当初よりも感触が柔らかくなってきました。

私「Kさん、ちょっと痛くなる時の姿勢を再現してみてください」

Kさんに上体を倒してからまた起こす動作をしてもらうと、

Kさん「あ、さっきより痛くないです。奥のほうの痛いのが取れた感じがする」

まだ残っている表面のほうは、背中や一応腹筋なども緩めて対応しました。

Kさんは次の週も予約をとってくださり、二回目の施術の時には梨状筋は前回よりも緩みやすくなってました。二回目は全体のバランスを整える為に操体法を主に使い、それから三回目、四回目と週一で予約を取っていただいて、五回目ごろには腰のつらいのはほぼ気にならなくなったそうです。

現在は二か月に一度くらい、メンテナンスとして施術をうけている状態です。

このKさんは冬の寒い時期のケースですが、

今の暑い時期は室内はエアコンが効いているところが多いでしょう。夏の冷房、これもけっこう身体を冷やします。仕事中の室内、就眠時の寝室。

熱中症対策は勿論大事ですが、知らずに身体を冷やし過ぎて、それが腰痛になるパターンもあるので気をつけてください。

 

お読みいただきありがとうございます。