いつも右手に鞄を持つ 1

こんにちは、横浜 南区で出張・訪問整体をしています、エウレカ訪問整体の吉崎です。

出張整体を体験された方のお話をあげています。「自分と似てるな」と思うケースがあるかもしれませんよ。

 

外回り営業のお仕事が多く、かなり重い鞄を片手にきりっとしたスーツとヒールで歩きまわる時間が多いMさん(神奈川区・三十代女性)は、お仕事用の荷物が入った鞄がずっしりしていて、

「これを持ち歩くってだけでも相当な負担じゃありませんか?」

と思わず訊いてしまったくらい、重量がありました。

そしてその鞄を、いつも右手で持っているとのこと。

Mさん「たまに左で持つと、なんか身体が傾ぐっていうか、歩きにくくてやっぱり右で持っちゃうんですよね」

私も同じ癖があるのでよく分かるのですが、「しっくりくる」「しっくりこない」というのがはっきり分かれるんですよね。

しかしたぶんその為にでしょう、背骨を挟んで左側肩甲骨周りが固まっています。

「なんで、右で重いものを持っていて左が硬くなるんでしょうね?」

不思議そうなMさんに、

「皆がみんなというわけではないですが、使っている側をより自由に使う為に、反対側を緊張させて固定してバランスをとる、という状態になることはありますよ」

と説明しました。

また、使う側は疲労はするけど案外と固まりはせず、反対側は使わないので動きがつかず、固まりやすいという解釈もあります。

そしてMさんの場合、ちょっと問題なのが、おそらくこの緊張に引っ張られてなったのだろう、軽い側彎がでていました。ほんの少しですが、肩甲骨のすぐ下辺りが左寄りになっていたのです。

Mさんに前屈してもらい、背中のラインをデジカメで撮り、確認してもらうと、驚くMさん。肋骨のふくらみが左のほうが小さいのは背骨が左に寄っているからですよと説明すると、さらに驚くMさん。

Mさん「もうこの状態って、元には戻らないんでしょうかね?」

いやいや、一回二回くらいですぐに結果が出るわけではないけど、左側の筋の緊張を取り除いて左右差がなくなれば、左側の筋緊張に引っ張られている背骨も元の位置に戻りますよと説明すると、大変やる気になってくださったのでした。

リラクゼーションを求めてエウレカにご連絡をいただいて参上してみたら、ちょっと違う「改善」の要素も入ってきたよというお話です。続きます。

 

お読みいただきありがとうございます。