左腕が手首を反らすと痛い
こんにちは、横浜 南区で出張・訪問整体をしています、エウレカ訪問整体の吉崎です。
訪問整体を体験された方のお話をあげています。 あなたに似たケースがあるかもしれませんよ。
神奈川区のIさん(女性・30代・パート)は二児のお母さん。上のお子さん4歳、下のお子さんが8か月ということで、目の回るような忙しさで一日が過ぎていくそうです。
上の子が目が離せないので、赤ちゃんを抱っこしながらか背におぶった状態で相手をするのですが、休む暇のない腕がそろそろ限界とのことでご連絡をいただきました。
当日はご実家にお子さん二人をお願いし、束の間の休息時間を確保されての整体です。
Iさん「パートを再開したのも追い打ちかかったとは思うんですけど」
左腕の内側が硬くなって、手首を反らすと痛いと感じるようになってきたとか。そして腕がそんな風なら無事な筈がない、肩凝り。
もともと以前から、なんとなくですが利き腕ではない左腕のほうがちょっと力が弱いようにIさんは感じていたそうです。
でも赤ちゃんを抱える時、右手は空けておきたいので左腕で抱っこが多くなる。左腕頑張る。この積み重ねの結果が腕の内側の筋肉の硬縮です。
手のひら自体もだいぶ凝っているので、まずは手のひらから緩めます。そしてだいぶ硬くなった腕の内側は、掌圧をかけながら拇指側と小指側の二つに分かれている筋肉同士の滑りが良くなるように、筋膜を意識して動かします。
そして手首の上の前腕、から肘上の上腕へ。ここで側臥位になってもらい、身体の脇から背中の肩甲骨へ、そして前の鎖骨下へと表面を伸ばすようにながします。そして三角筋、上腕二頭筋、三頭筋、奥にある上腕筋。ここまでやってから手首を動かしてみて、反らす動きを再現してもらいます。
Iさん「まだ残るけど、だいぶ反らせますね」
ここからまた腕に。筋膜を動かすことを念頭に緩めます。表面まであった緊張がだいぶとれてから、今度は首、肩へ。Iさんから、施術後に昼寝するつもりだと伺ったので首肩頭部の緊張をとった状態で休んでいただきたく、こちらも念入りに。頭部を四指でほぐしているとIさんがうつらうつらしてきました。
最後、操体法のかかと伸ばしと膝倒しをして全身のバランスを整え、大きく伸びをして終了。
この初回後、翌々日に再びご連絡があり、
Iさん「親の都合がついたのでまたお願いします。あれから腕は大分楽だったけど、このままだとまた戻ると思うし、定期的には無理だけど時間を見つけて自分のケアがしたいです」
とお話がありました。
初回終了後に私はIさんに、なるべく一週間以内ぐらいにまた施術をしたほうが腕の疲労の蓄積がとれやすくなるから、難しいでしょうがお考え下さいとお願いしていたのでした。でもなにしろ忙しいお母さんであるIさんにあまり強くは言えず、なのでご連絡いただいたときはとても嬉しかったです。
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