慢性肩こり+寝不足=頭痛
こんにちは、横浜 南区で出張・訪問整体をしています、エウレカ訪問整体の吉崎です。
保土ヶ谷区のAさん(男性・50代・会社員)は学生の頃からの肩こりで、マッサージや整体やカイロにはちょくちょく行っていたそうです。
社会人になり、バリバリ忙しく働くようになっても暇ができると仕事帰りにちょっとマッサージサロンへ。肩こりは勿論あるのですが、
Aさん「ようするに好きなんですよね、マッサージうけてリラックスするのが」
と仰るように、楽しみな部分があったようです。
ところが、ここ二年ほどはそう暢気にしていられないくらい肩凝りが深刻になってきました。
酷いと後頭骨の下辺りがとても気持ち悪い感じがして、頭痛、頭重感がでてくるように。
仕事で忙しくなったために以前は通っていたジムへ行かなくなった、ほぼ同時期にご両親の介護が始まり、あまり休む時間がとれなくなった。Aさんはこの辺りを理由としてあげていました。
睡眠時間がちゃんととれないというAさんの頭部と頸は、表面は硬くはないのですが、触ってみると皮膚が分厚くなったような、疲労の蓄積した血流の悪い状態が感じられます。
睡眠時間が不規則になり、かつ少ないというのは自律神経のバランスが崩れやすい状態です。交感神経と副交感神経のスイッチの切り替えがうまくいかなくなると、身体が休息するべき時にもオンモードが続いて身体がちゃんと休めないようになります。
副交感神経がオンになった時には身体が休息モードになっていて、呼吸もゆっくり深くなりやすいのですが、Aさんはスイッチの切り替えがうまくいかなくなっている可能性があります。
施術では、頭部から頸の筋緊張を緩めていくために全身の緊張を取るべく手のひらでゆっくり押圧、肩甲骨を動かして背中の筋を緩めてから、うつ伏せと即位と仰向けで首から頭部のアプローチをしました。
頭皮の分厚い感じが薄れ、首の骨の動きがしなやかになるまで動かすと、Aさんがふう、と大きく息をついて身体の力を抜きました。
身体をひねるストレッチをいれ、また頭部。鎖骨下も四指で押圧しながら緩めます。腕を動かして肩の関節に動きをつけ、側臥位で身体の側面を伸ばすようにストレッチをいれました。
最後に大きく万歳をして伸びをして終了。
Aさん「頭を触られるとだんだん眠くなってきました」
今日はもう寝ます、と言ってくださり、時刻も夕方から夜になるくらいだったので、副交感神経タイムですね、おやすみなさいと私も言いました。
Aさんは初回以降、「以前を思い出してたまには自分もリラックスするほうが良いと思うようになりました」とのことで、1,2か月に一度の割合でご連絡をくださいます。体調と時間の折り合い的にこのくらいのスタンスになるけど、今のところ初回の頃のような頭痛は徐々に減ってきているそうです。
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