脊柱の湾曲が少ない+真ん中が凹んだベッドで寝ている
こんにちは、横浜 南区で出張・訪問整体をしています、エウレカ訪問整体の吉崎です。
連休明けいかがお過ごしですか。季節は逆戻りしていますね。
出張整体を体験された方のお話を上げています。あなたに似たケースがあるかもしれませんよ。
港南区にお住いのKさん(40代・男性・自営業)は長らく腰痛があり、つらくなるとその時々で整骨院や整体院に行っていたそうです。
Kさんには小さいお子さんが二人いるのですが、Kさんが仰るに、
「子供たちが家で遊ぶとき、よく私のベッドで飛んだり跳ねたりするんですよ。スプリングが楽しいらしくてね。で、そのせいでベッドの真ん中あたりがかなりへこんでるんです」
見てみます? と言われ拝見すると、見た目にはあまりわからないのですが、触ってみるとたしかに明らかにベッドの真ん中あたりがはっきりとへこんでいました。
「忙しいのでついつい、ベッドマットの買い替えができないままなんですけど、これ、絶対替えたほうが良いですよね?」
私は勿論、はいと答えました。
Kさんは寝相が寝る前と目覚めた時でほぼ変わってないそうです。寝返りを打つなどもしてないかも、本当に寝入った時のままの格好で目覚めるんですよとのこと。寝返りを打つなどして姿勢が変わっていれば、腰痛ももう少しましだったかもしれません。
寝相が悪いという言い方をしますが、寝相は本当は悪いほうが身体には良い面があります。
睡眠時間の間、たとえ布団の上であれ、身体がずっと同じ姿勢のままだったらかえって疲れてしまいます。寝返りを打ったりするのは、寝ていて意識がないながらも自分で身体が楽なように動いているわけで、そうしていると身体が固まらずにすみます。
Kさんの場合、真ん中のへこんだベッドでずっと同じ姿勢で眠っているという、腰には良いはずの無い状態が長らく続き、もとからあった腰痛に勢いがついてしまったようです。
中腰での作業がつらくて、休み休みでないとできないというkさん。横から見ると骨盤の角度はさして前傾も後傾もしていませんが、頸から腰までが自然な湾曲が少ないほぼまっすぐな状態です。
脊柱に自然にあるS字の湾曲が少なく、そのため歩行や動作時の衝撃が散らされずに腰にきてしまうのでしょう。
Kさんにそう説明すると、以前にも同じようなことを言われた覚えがあるそう。
湾曲が少ない脊柱・良すぎる寝相・真ん中が凹んだマットレスを使用と、腰痛をひどくする要素を列挙していくと、まずはマットは買い換えて、寝相は膝の下に丸めた座布団をいれて股関節を曲げ、足の重さで腰を引っ張る負担を軽減する状態で寝るようにするといった今後の方針が見えてきます。
そして施術は、背中から腰、臀部大腿、仰向けで大腰筋を念入りに緩めた後、脊柱に「丸める、反らす」動きを繰り返す体操をしました。
湾曲が少ないぶん硬くなりやすい脊柱に積極的に動きをつけて、血流をよくすることがKさんの腰痛には特に大事に思われました。
施術後に中腰姿勢でいろいろ動きを試してもらい、つらくないのを確認してもらいました。先に上げた体操をすることと、定期的なメンテナンスの必要性を説明し、二週間後にご予約を入れていただきました。
お読みいただきありがとうございます。