腰が固まる

こんにちは、横浜 南区で出張・訪問整体をしています、エウレカ訪問整体の吉崎です。

出張整体を体験された方のお話を上げています。あなたに似たケースがあるかもしれませんよ。

 

保育士をしているMさん(女性・40代・保土ヶ谷区在住)は、腰が固まるのが悩みでした。

固まるというのは、中腰で何かの作業をしていたり、子どもたちの相手をしていたりして時間が過ぎ、さてと立ち上がろうとすると腰が痛くて伸びない。上体が起き上がるまで時間がかかり、それを子供たちが見てマネをするのだとか。

Mさん「なんていうか、ロックがかかったみたいに腰が伸びないんですよ。で、徐々に少しずつ伸びていって、やっとまっすぐ立てるんですけど」

無理に伸ばそうとすると痛いのでゆっくり伸ばしますが、それを見ていた同僚の方から

「自分でストレッチするか、整体に行ったほうがいいんじゃない?」

と言われました。でも今までそういう治療院系には行ったことが無く、整骨院もなんとなく抵抗があったそうです。Mさんは整体やマッサージなどはそれまで一度も受けたことがなかったそうです。それだと確かに、ちょっと敷居が高く感じるかも?

Mさん「それでどうしようと思ってたら、同僚からだったら自分ちに来てもらっちゃえば、出張整体ってあるし、女の先生がやってるところも探せばあるよって教えてくれて」

同僚の方、ありがとうございます。おかげで私はMさんとご縁がつながったのでした。

Mさんは反り腰、深腰でいうと深腰、骨盤が後傾しているタイプです。なのでなおさら、腰が丸まりやすく誇張されてしまったようです。

Mさんに仰向けになってもらい、お腹周りを触ると硬かったのでこちらを緩めます。

鼠径部の上辺り、大腰筋という深部の筋にアプローチします。初めてのことなので緊張するMさんに声掛けしながら感触が柔らかくなるまで続けました。それからうつ伏せ。

背中から大腿までをまんべんなく緩めた後、両足をそろえてもらい、膝を曲げてもらいます。その足首をそろえて持って、「Mさん、曲げた膝を伸ばしていってください。それで私がはいと言ったら、ストンと脱力してください」

とお願いして、操体法を繰り返しました。膝を伸ばそうとするとMさんの腰が伸び、反らされます。三つ数えてストンと脱力。これを数回繰り返しました。そのあとまた仰向けになってもらいまた操体法で膝倒しをして背中から腰を緩め、最後は伸びをして終わりました。

施術後、Mさんに中腰の状態をためしてもらうと、

「動きがだいぶスムーズです。これが続くといいけどな」

と仰ったので、なるべく中腰になる時に、腰を反らす・顔を上に反らす意識をもってくださいと伝えました。

反らし過ぎはまた腰によくないのですが、Mさんの場合は意識して丁度良いくらいだと思ったのです。Mさん自身は自身が深腰傾向だとは自覚がなかったので、指摘されて鏡で自分の側面から見た姿勢を確認し、驚いていました。こういうのは自分一人だと気づきにくいものです。

お仕事でする動作は避けられないですから、一度良い状態にしてもそれきりだとまた戻ってしまいます。なので動作をする際のコツを意識する、また定期的にメンテナンスをして痛みのでない状態まで持っていき維持する必要性があります。

Mさんは次週の予約をとってくださり、そこから定期的なメンテナンスを3週に一度するようになりました。元気な子供たちの相手をするにはまず自分の身体をときには労わらないといけないことがよくわかりました、とおっしゃったのがとても印象に残っています。

 

お読みいただきありがとうございます。