身体がだるいので風邪なのかと思ったけど違った、疲れでした

こんにちは、横浜 南区で出張・訪問整体をしています、エウレカ訪問整体の吉崎です。

出張整体を体験された方のお話をあげています。あなたと似ているケースがあるかもしれませんよ。

 

西区にお住いのSさん(男性・40代・会社員)は、二か月ぐらい続いた仕事のプロジェクトがひと段落するまでの一番忙しい時期、以前なら会社に泊まり込みで作業をしていたのが昨今の会社上層部による残業を減らそう運動により泊まり込みできなくなり、自宅に持ち帰って仕事をする日々が続いたそうです。

Sさんは物腰は穏やかなのですが基本的にテンションが高めで、初対面の他人を家に上げているという緊張からか少々そわそわしているようにも見えました。

Sさん「初めはね、風邪のひき始めの時みたいだなと思ったんですよね、感じが似てたから。でも今この時期に風邪なんてひいてられないからさっさといつもの風邪薬飲んでたわけです。でね、飲んでも状態が変わらないわけですよ」

それで結局、これほんとに風邪かな? となり、そもそも初期症状としてのだるさがいつまでも続いてるって変じゃない?と思い、同僚に風邪薬が効かないとぼやいたら、「それ風邪じゃなくてさ、疲労が溜まってるからでしょ。気づけよ」とツッコミをうけたそうです。

Sさんは原因が二か月前からのお仕事のように仰っていましたが、勿論のこと、それ以前からの蓄積があったことでしょう。私がそう質問すると、

「そうですね。でもね、そうそう自分だけ大変みたいなこと言うのも嫌だし、乗り切れちゃうと気にしなくなるんですよね」

風邪の初期症状と間違うようなだるさはいよいよの状態で出てきたようです。

私はSさんがお話している時の様子を観察していましたが、少々呼吸のテンポが速いようです。呼吸が浅いんですね。手のひらは温かく、足も冷えていない。顔色もすごく悪いというわけではない。目の色も白目がちょっと充血しているぐらいです。

見た目にはさして問題なさそうだけども、と思いつつ施術を始めると、うつ伏せの状態で触った首から背中が結構なハリを持っていました。でもそれも、鉄板のようなというわけではありません。

しばらく同じスペースにいるとなんとなく分かってくることがあるものですが、Sさんの場合は「もともとテンション高めの人ではあるかもしれないけど、今は特にハイになっていて、リラックスモードになりにくい状態でいるようだ」と私は思いました。

「Sさん、夜に眠る時は良く眠れてますか? 寝つきは良いほうですか」

「寝つきは悪くないと思うけど、あんまりぐっすり寝たなって思うことはないですねえ」

でもちゃんと寝てるんですよ、今は忙しいから無理だけどそうでなければ6時間以上は睡眠とってましたし。

なのでSさんは睡眠には問題を感じていなかった、とのこと。

となると、ぐっすり寝た感があまり無いのは以前から。疲労の蓄積という言葉が私の頭をよぎりました。

Sさんに、無理はしないで良いので、なるべくゆっくりと深呼吸するようにしていてください、とお願いしました。そうして背中や腕、首肩と意識的にゆっくりしたリズムで緩めていきます。首から頭部、頭皮を動きをつけて緩め、仰向けになってもらい今度は腹部です。

お腹の調子についてはお話は出ませんでしたが、自律神経のバランスを整えるにはお腹を触るのも大事です。

お腹の後にまた頭部、首と触ります。Sさんがウトウトしています。それを邪魔しないように気をつけながら、Sさんの自重で後頭部が緩むようにして、柔らかくなったと判断したところで終了しました。

終了後のSさんはだいぶ眠そうで、「この後はすぐ寝ます。こうなるかなと思って予定いれてないんで」と目をショボショボさせていました。

約一か月後にまたご予約いただき伺ったところ、

「前回はあの後すっきりとよく眠れて、次の日は朝の目覚めが良かったです」とのことで、睡眠の質って大事だなーと改めて思ったのでした。

寝ている間に疲れをとるはずなのにそれが満足にできていない状態が続くと、いつの間にかの慢性疲労になります。

あなたは質の良い睡眠をとれていますか?

寝足りている筈なのにどうも疲れがとれない、そう思う人は一度、身体をすっかり緩めて自律神経のオンオフ切り替えがちゃんとできるように仕切り直しましょう。

 

お読みいただきありがとうございます。