初めまして。エウレカ訪問整体へようこそ。整体師の吉崎はる子です。
近年、テレビで健康をテーマにした番組が増えて、一般の人でもヘルスケアの知識が豊富な人が増えました。
ビタミンCのサプリメントを摂るなら夜のほうが効率が良い、など、あなたもどこかで読んだり耳にしたこと、ありませんか?
でもそうして細かい知識は増えていても、実際に自分自身の生活にその知識を取り入れていけるかとなると別問題。
なので結局、慢性的な気になる疲れやだるさやツラさを抱え続けている方々がいます。
大きな病気ではなくても、慢性的な疲労や痛みはあなたのクオリティオブライフ、生活の質を下げてしまいます。
例えるなら、要らない重い荷物を背負って日常生活をおくるようなもの。
その荷物をはずすお手伝いをしたいと、私は思っています。
なかでも慢性腰痛は出張整体ということからか、遭遇率がとても高いです。
急性期のものは医療機関へ行くことをお勧めしますが、長年のつきあいになってしまっている腰痛やそこから派生する脚へのしびれや痛みのでるパターンのものなど、生活動作に支障の出る腰痛はまさに「要らない重い荷物」です。これはエウレカ訪問整体がお役に立てる分野です。
今このページをお読みくださっているあなたの、「ラクになりたいな」という願いを叶えるお手伝いを私にさせてください。
・以下のことをご了承ください・
・例えば今朝ぎっくり腰になってしまったなど、発症してからまだ間もない、患部が炎症を起こしている可能性のある急性期には施術はできません。
たとえて言うと、転んでねん挫した足首は急いで冷やし、動かないように固定します。腰もまた同じです。この時期には冷やしてそっとしておくのが一番大切です。表面的、または内部の熱感が引いて落ち着いてから、あなたのお役に立ちたいと思います。
・医師から整体をうけるのを止められている場合は施術はできません。
現在整形外科にかかるような症状がある(骨折、骨にヒビが入っているなど)など、整体、マッサージの類は控えるようにと言われている場合は医師の指示に従ってください。
・妊娠中の女性へおこなう施術では、うつ伏せでの施術、仰向けや側臥位でも腰部、腹部には押圧など、できない施術がございます。
エウレカでは妊婦さんへおこなう施術は、主に操体法という療法を使います。操体法は身体が気持ち良いと感じるほうへ動いていくことで、身体の歪みをとっていくという運動療法です。無理はしない、痛い、辛いと感じることはしない療法なので、プレママさんにも負担なくできる療法です。
・整体師になるまでとなってから・
ここでは私、吉崎が整体師になるまでとなってからを少し長いですが書いてみます。お時間がある時にでもよければおつきあいください。
・身体について興味を持ったきっかけ 私の頸の骨が変だったこと
私は二十歳で初めての就職をしましたが、それは公共施設での受付業務でした。
静かな職場で穏やかな環境で、25歳まで申し分なく勤めていたのでしたが、
「このままずっとこうしていてもいいのかしら」
と、将来のことを考えるようになりました。後で知りましたが、25、6歳頃というのはそういうことを考える人が多い時期なのだそうです。漠然とした不安感がありました。
ある時、女性誌で特集されていた、鉄アレイを使っての体操を自宅で試していたところ、やり始めて二週間ほどで肩周りに嫌な痛みがでるように。
これが結構シクシク痛むのです。まずいなあと思い、近所の整形外科へかかることにしました。
そこでレントゲンを撮り、それを見ながら医師から説明を受けました。
「肩の関節はなにも問題ないので、まあ筋肉痛だね。鉄アレイを使うのはやめたほうがいいね。湿布出すから、それを貼ってしばらく無理な運動はしないこと。2,3日様子をみてください」
急に始めた運動がちょっと無理があったんだろうね、ということで話は終わるところだったのですが、私はその時、レントゲン画像の肩とは違う別な部分に目が釘づけになっていました。
それは横から撮った画像だったのですが、肩の上に写る首の骨の連なりが、素人の目で見ても明らかにおかしかったのです。
首の骨、頸椎は7個ありますが、横から見た場合、顔側つまり前面にむかって少し湾曲しています。が、私の頸椎は一番湾曲している部分が、湾曲にとどまらず前方に向かってばっくりと開いたようになっていました。骨と骨の間が離れていたのです。
これはおかしいと感じた私は、医師に訊いてみました。
「先生、わたし首のところが気になるんですけど、この状態っておかしくないですか」
「ん? ああ、うん、変だね」
「あのこれって、なおりますか?」
すると先生ははっきりと、
「いや治らないよ。だって骨だもの。ずっとこのままだよ」
と言ったのです。なんで治ると思うの?という感じでした。
私はもう肩のことなどすっかり忘れていました。目の前の画像の頸椎のインパクトが強くて、さらに医者から「これは治らないよ」と言われる。かなりの衝撃です。
でも実は私は、首の骨がそんな風になってしまった理由をうすうす察していました。
実は私、子供の頃から「腹ばいに寝そべって本を読む」のが大好きでした。
実際にやってみると分ると思いますが、この姿勢、頸がかなり角度をつけて反らされるんですよね。その状態で本を読んでいる。
時々ごろんごろんと横に転がったりしつつ、基本は腹ばい。そしてそのまま気が付くと寝ている。昼なら昼寝。夜ならおやすみ。
なんというダラダラぶり。でもこれが幸せで大好きだったのです。
しかしこの幸せの裏で、頸椎には多大な負担がかかっていたのです。
それを自覚したのは左手指にシビレ感が出てから。
二十歳過ぎたあたりから、たまーに左手の指さきにピリッとくる感じがするなと思っていて、あるときそれが、いつも薬指と小指にばかりするなと気がつきました。
姿勢の悪さは自己責任ですから、そこは仕方ないと思います。でも、やはりショックでしたね。
その「えーショックだわー」という気持ちがどこかに残っていたのかもしれませんが、後日、ケイコとマナブという雑誌を眺めていた時に、1ページを使って大きく掲載されていたナショナル整体学院の広告が、妙に眼に勢いよく飛び込んできました。
手に職をつけたいという自分の気持ちにもぴったりに感じました。
整体に対しては自分で受けたこともなくまっさらな状態でしたが、今思えば不思議なくらい、大丈夫かななんていう心配もせず、私はナショナル整体学院にまずは見学に行こう、とすんなり決めていました。
見学から入学まではほとんど時間をおかず、私はナショナル横浜校の生徒になり、そして一年。
この間に、いつの間にか左手指さきのシビレ感は感じることが無くなっていました。
卒業する際に提出する課題の中で、「自分の全身のレントゲン動画を撮影してくる」というのがありました。
学校側から指定された医療機関に出向いて撮影しまして、今は懐かしいVHSビデオテープに収められたそれを学校に提出。その後手元に戻ってきたのを、どれどれと自宅で観てみました。
動画なので、撮影されている間少しずつ体の向きを変えつつ撮っているんですが、はいじゃあ横を向いてーと指示されて右を向いた状態になった時、一時停止して凝視しました。
首の部分、バックリが消えてる?
以前レントゲン画像を見た時の、あの明らかな骨と骨の間が前方に向かって開いた状態になっていたのが、いくらか歪な状態ながら閉じてくっついているのです。
学校で一年間、毎日のように筋肉を緩める練習台になっていた結果、首の筋肉の緊張がとれて骨を引っ張る力がなくなり、元の状態に戻ったようです。
以前診察した医者の「治らないよ。だって骨だもの」は覆されました。
骨を支えている筋肉が本来のバランスで伸縮をしていれば、骨はちゃんともとに戻るのです。
私の場合、少し歪な感じもありましたがそれでもシビレ感は消えました。毎日のように学生同士で筋肉をほぐす練習台になっていたのがこんな形で結果を生み出すとは、なんともはやでした。
この時にあらためて、私、良い職業を選んだなあと嬉しく思いました。
・リラクゼーションサロン、整骨院、整体院…身体へのアプローチはそれぞれ違うことを実感
さて、整体師としての初めての就職は、オイルマッサージがメインのリラクゼーションサロンでした。
オイルはネパール産のアーユルヴェーダオイルで、人の体質を三つに分類し、それぞれに見合ったオイルで施術をします。その他にリラクゼーションを目的とした整体の施術のコースがありました。
リラクゼーションという言葉はこの業界でよく使われます。「治療」「改善」という目的を置かず、身体のリラックス効果を求めておこなうものです。この分野のニーズの多さは、勤め始めてから実感しました。そして、いわゆる具体的な病名や症状名はないけれど、慢性的な疲労で悩んでいる人がいかに多いものかを改めて知ったのでした。
皮肉なことに、疲労度の高い人ほど仕事や家事が忙しくてなかなか自分の身体のメンテナンスの為に時間を作れない。
「ほんとは毎週、定期的に来たいんだけどね・・・」と仰っていた、介護職の女性。首から背中にかけてがまさに石のようでした。
「お客様の都合に合わせないといけないから、予約ができないんです」と仰ったのは、営業で早朝から深夜までの忙しさにストレスが溜まり、もとからあったアトピー性皮膚炎が悪化してしまったという男性。就眠中にも無意識で背中をかいてしまうので背中が引っかき傷だらけでした。
もう十年以上も前にいた職場のことですが、記憶に残っています。このお二人の他にも、
「とにかく、また明日から頑張って働けるようにしないといけないから疲れをとりたい」
という言葉を何度となく聞きました。今よりもだいぶ未熟だったあの頃、どこまでお役に立てていたのか。
今でもたまーに、「あのお客様、今の自分ならこういう風にやってこうして・・・」と思うことがあります。
そして、次に勤務することになった整骨院。ここでは保険治療の範囲内での施術という、時間の短いぶん満足度をどうやったら上げられるかが問われる仕事でした。
リラクゼーションとは違うものの、身体をパーツ、部分で見るという考えが主流で、主訴の部分を集中的に触り、あとは電気をかけて・・・という流れです。保険治療からは離れて久しいですが、同業者の話を聞くと今もあまり変わっていないようですね。
ただ、整骨院での施術で痛感したことがあります。
「気になると言われたところだけをピンポイントでやっていても良い変化は起きないし起きても持続しない」
保険治療での施術時間は約十分くらい、その中でここが気になると言われたところを触るのですが、それだと結局、戻りが早い。
「どうしたら、もっと良い効果が長く続くようになるんだろう?」
こう思ったことが、次は整体院に向かうきっかけになりました。
こうして、保険診療の無い整体院へ。
この整体院はいわゆる症状の改善を目指していくタイプのところで、ここでは主訴に対して身体全体の状態から見ていくやり方を学びました。
操体法という運動療法を取り入れていたのですが、これは運動療法といっても激しい動きやキツイ運動をするものではないのです。
ただ「自分が気持ち良いと思うほうへ身体を動かして、脱力する」という、こうして書いてみるとちょっと怪しいような、でも実際は身体に優しい療法です。
この操体法には首の痛みを撮るために足首からの動きを見ていくなどの一見不思議な考え方があります。身体全体をみてバランスを整えていく、という考え方は以前の「どうしたら良い効果が持続するのか」という問いへの一つの答えになりました。
絶対必ずとは言いませんが、腰が痛いなら「腰だけ」を何とかするよりもその周辺をより丁寧にみたほうが良い結果がでやすい。腰が肩でも同じです。
それはなんでかというと、痛みや疲労が出るのは身体の使い方の結果であって、結果には原因がある。原因は結果とは違う場所にあることもあるからです。そうしたことを学ぶきっかけになってくれたのが操体法でした。
・開業のきっかけ
「整体」という業界で、少しずつ違う分野をうろうろとして経験を積んでいましたが、そのうちしばしばこういう言葉を聞くなあ、と思いました。施術後に、お客様が
「あー、このまま寝たいなー」
と呟くのです。ぜひそうしてください、とホントは言いたいですが、店内ではそうもいかず。
でもこれ、お客様が帰る必要のない場合ならできるよね、と思ったのでした。
実際、施術後に血流が良くなってちょっとぼおっとした状態で帰宅の途につくその後姿を見送る時、たまにですが心配になることもありました。自分の施術で眠気を誘発しておいて、その後しゃっきりして歩いてくださいというのは矛盾してますしね。
それに、店内は勿論、お客様が寛げるようにさまざま工夫を凝らしているものですが、
結局のところ、その人が一番寛げるのはその人の「自宅」、ホームじゃないかな?
なら、その人が一番寛げる「ホーム」で施術を受けたいっていうニーズってあるんじゃないかな?
ずっと雇われで仕事をしていたので、自らニーズを考えるのはあまり得意ではありませんでした。いえ今もですが。
でも、「自宅で整体を受けたいという需要はどれほどのものかな」ということを考えた時、「ニッチであってもきっと必要とされているはずだ」と思ったのでした。
逆の場合も勿論、ありますよね。
自宅なんてプライベートな空間にそうそう他人を上げたくない。自分が良くても家族はどうか。そう、これは好みや考え方がとても別れるところです。
でも、自宅でのんびりしながらリラクゼーションを受けたい、整体を受けたいという需要は必ず存在している。
WEBで「南区 出張整体」なんて検索をしたことがある人、きっといる筈。
ナショナルに入学する際もでしたが、わりと思ったら飛び込んでしまう傾向のある私は、こうして「開業するなら出張整体をやろう」と決め、その後エウレカ訪問整体を開業しました。
「自分の身体にはメンテナンスが必要だ」
「リラックスしたい。だるさを取りたい」
そう思ってWEBで検索などをしているあなたの、「生活の質」を上げるお手伝いができますように。
整体師歴20年の女性整体師(私です)が出張いたします。
お読みいただきありがとうございます。
移動中や施術中は留守電になっています。お名前とご用件をおいれください。こちらから折り返しご連絡させていただきます。ショートメール、トップページのInstagramのDMでも大丈夫です。090-6046-5021営業時間 10:00~20:00 [ 休日:6月は月、火、土曜日です]
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